今年の成績
1月 +22,724
2月 +13,989
3月 ▲64,674
4月 ▲28,330
5月 +59,650
6月 +64,940
7月 ▲70,110
8月 ▲41,268
9月 ▲12,101
10月 ▲40,670
11月 ▲2546
12月 +93,738
1年でトータル▲5000円でした。
信用デイトレで▲15万、現物で+15万って感じです。
思えば迷走の1年でした。
上半期のトレードスタイルはオーソドックスでした。ヒートマップで前日比プラスが多いセクターから銘柄をチョイスし、押し目買いする。5分後の方向性をみて、利確するかナンピンするか選ぶ。ちょろちょろ勝って、たまに多めに勝って、ごくたまにめちゃくちゃアルティメット負けて、これって典型的なダメトレードでは…と思いやめました。
次に挑戦したのはスキャ。1分足チャートにティックチャートを用意して。1回の値幅は小さいですが、やればやるほどマイナスになりました。ここで気付きます。そうか、自分のトレードは期待値マイナスなんだ、と。エントリー方法、ルール、インジケーター、もろもろイジって、どうにか勝てるようにと試してもダメ。損益にかかわる根本的な部分、ボクという人間に備わった感情反応の癖がそもそもトレードに向かないのではと思い至ります。
そこで現物の持ち越しを始めました。初心者の頃に、あるデイトレYouTubeをみて「持ち越し=悪」「スイング玉は機関に狙われるから勝てない」と見聞きし(いま思えば、勝ってる風がうまいだけの典型的な自称億トレサロン屋でしたが…w)、1日で完結するトレードにこだわってきました。でももし、その観念が誤りだったら? 持ち越しこそ簡単に勝てる方法だったら?
今まで自分が勝つことだけを主眼に置いてきました。どうすれば勝てるのかを考えて、勝てるように行動した結果、負け続ける。だったら一旦勝つことから離れて、人が負けるところに注目してみようと。チョキを出して負けてる人がたくさんいる場所で、しれっとグーを出すような。これを11月から始めて、手応えを得ました。しばらくデイトレと持ち越しを併用していましたが、持ち越しの利益をデイトレで削るようになり、いよいよデイトレせんでええがなとなりました。
今年でトレードやめます。初心者の敗因の多くは、毎日値動きをみて一喜一憂して頻繁に取引することにあります。だったら、トレード量を減らして、人的なミスが起こる頻度を減らせば、成績が向上するのではないかと。「怠惰を求めて勤勉に行き着く」ではないですが、勝てるトレードを求めて投資に行き着く感じでしょうか。その究極形はインデックスの積立ではありますが、はいじゃあ次に口座みるの20年後ね、と言われて、だれがそのつまらなさに耐えられるでしょう。
ボクは1年にします。1年という期間は、投資の世界からすると短期ですが、1分足5分足でやってた身からすると、途方もない長さです。今日の寄りで3銘柄100万ずつ買いました。開封は1年後、四季報の2026年1集が出る日にします。
もう毎朝ツール立ち上げたり、市況を確認する必要はないんだと思うと、どこか寂しい気持ちになりますが、同時に肩の荷が下りた気がします。「人生のために投資があるのであって、投資のために人生があるわけではない」という界隈で有名な投資家さんの言葉を引いて終わりにします。